TOMOYA KATO

Diary

2024-07-20

今日は MARIに着いたら めっちゃたくさんのツアー客が入ってきた。(高齢者多め)
お世話になった ヨークさんとレネさんと待ち合わせ。
カフェMARI。

2024-07-19

ミュンヘンにきて1週間。今日はゆっくりできたので
久しぶりに制作ができた。
部屋の自然光がうつくしく、ミュンヘンにいる事を忘れる。
夜は日本から持ってきた 蝋燭をつけて気持ちやすらぐ。
ヘンリエッテさんから学ぶ事はたくさんある。
僕は片言しか話せないけど 共鳴感を感じる場面が多くある。日本からお土産に持ってきた「きへおみず」のCDも気に入ってもらえて とても嬉しく、直ぐに青木さんに連絡した。

2024-07-16

昨日は搬入2日目。午前中に着いて MARIのスタッフの方々と 片言の英語で自己紹介。皆さん 身体から声が出ていて
僕の声は ヒョロヒョロしている。
MARIの空間に合わせて 兎に角 思うがままに 絵を配置した。舐めていた べにさんからいただいた梅干しは
種から 殻も破れて 仁 になり美味しかった。
緊張状態なのか 炭酸水をたくさん飲んでいるからか、
お腹は殆ど空かず 夜の7時過ぎくらいまで 何も食べずで作業ができた。MARIの鍵を閉めて ヘンリエッテ家までイザール川を横に自転車を走らせていく。ミュンヘンには自転車専用の道路があり まるでレースみたい。皆が飛ばす中、僕はゆっくり走らせていく。ペースとペースが絡むからか
けっこう緊張する。
8時過ぎに帰宅。ヘンリエッテさんがいた。
「おかえり、元気?」
「ただいま 元気だよ、でもお腹が空いた」
「お〜、○○があるよ、でも○○が失敗したの、食べてみる?」
「いいの!食べる、パエリアだ、めっちゃ美味し」
「食べていいよ、サラダもあるよ」
という流れで 天の恵み、美味しいご飯をおよばれしました。
食べ終わり、食器を洗い、お風呂に入る。
「ヘンリエッテさんに こんなにお世話になって
良いのだろうか?」と思いつつ、洗濯物を干していると、
庭で ヘンリエッテさんが 何かしている。
何してんだ?(白夜なので21時くらい)
可愛かったので 盗撮、、。
彼女の庭は 相変わらず美しい。

2024-07-14

ヘンリエッテ家の台所。
この家には いたるところに自然への信仰を感じる。
今朝少しだけ朝の散歩から帰ってきたヘンリエッテさんに
お庭を紹介してもらえた。雨上がりの葉っぱの上に残る雫と今朝の太陽の光の反射がキラキラして美かったと 話してくれた。基本的に英語だから ニュアンスと単語のやりとり。
少しずつ慣れてきている。
時々、「しょうゆ」と聞こえるのは「show you」だったのね。
日本から出汁醤油を持ってきているけど まだ使ってない。
今日は搬入だ!

2024-07-13

今日は はなちゃんの散歩に同行させてもらいました。
猫みたいな犬だな。
明日は搬入。

2024-07-12

無事 なんとかミュンヘンに到着。
ヘンリエッテさんの家。
飛行機からの雲。
ミュンヘン空港では 荷物(絵)がロストして 焦ったり、警官にその荷物の中身を怪しまれたり。
自分のヒアリングの弱さに悲しくなる。
なんとか辿り着いたヘンリエッテ家で 麻佐子さんと合流。
お庭の野生が見事としか言いようがない。(兄が来たら直ぐに仲良くなるだろな)庭で詰んだ 野菜やハーブを使った手料理でもてなしてくれた。身体は眠たかったけど それを食べたら元気が出た。でもベッドに横になれば いつの間にか気を失って 起きれば身体は元気。
自分がミュンヘンのヘンリエッテ家に居るのか。
不思議だ。

2024-07-10

ミュンヘンが近い。
猫達も近い。

2024-07-09

【改めまして MARIさんでの展示のお知らせ】
展示オープンの16日18時から
ホッホツァイツカペレとDJSさんが
演奏をしてくださいます◎
ご興味ある方は 是非ご来場ください。
にしても MARIのごはん 美味しそうなんだな。
Die Ausstellung im MARI wird am 16.
Mai ab 18:00 Uhr eröffnet.
Am 16. ab 18:00 Uhr,
wenn die Ausstellung eröffnet wird.
Hochzeitskapelle und DJS werden auftreten ◎
Wenn Sie Interesse haben, kommen Sie bitte vorbei.
MARI’s Essen Sieht lecker aus, nicht wahr?
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『MARIに絵を飾ります』
[期間]7月16日(火)〜7月21日(日)
[時間]7:30〜20:00(土曜は9:00〜20:00)
[場所]MARI(München)
Adlzreiterstraße 36, 80337
*16日 hochzeitskapelle & DJS

2024-07-08

洗濯物を干すみたいに。
荷造り、荷造り。

2024-07-05

ミュンヘンへ向けての荷物準備。
飛行機のルールと自分の「我」がぶつかるところ。
青葉さんの「鬼ヶ島」を何故か思い出す。
「幻の答えは いつも同じ
鬼ヶ島に授けた赤子
殺しにくる肌艶のよき貴方
神様の遊ぶ ヨーヨーの中で
私たち溺れよう
吊られ叩かれ揺れ
水辺に映る 黄色の目
真ん中に嘘つきの太陽
こぼれたあかり もらいもの
拾っては投げ
波紋がうたう
鬼ヶ島から 轟く声よ」

2024-07-03

昨日の朝、ぴっぴさんにおねがいしていた
僕の制作に関してのステイトメントが届く。
自分の能力ではあまりにも難しく
お願いした次第だった。
送られてきた文章は
僕の言葉にできない部分を 精密な距離感で俯瞰し
とても丁寧に 廻しながら
やわらかく文字化されてていた。
文章のリアリティー。
朝からびっくりした感。
外は霧の様なマーブル雨だった。
さっそく日記帳に描きうつし
文字感を体感してみる。
僕の文字で描くと 携帯画面に
洗練された文章もブヨブヨしている。
日記帳の文字とは対照的な文字をもらった。
ありがとう。

2024-06-30

6月のしめくくり。
絵の空間の中に入る日々と祇園祭。
ミュンヘンの為に雨対策の
新しい靴を買って 
履き慣らす歩行。

2024-06-28

制作の思想と日常の行動。
そのつながり。
「できているか」「できていないか」かを
判断するというよりは 
どの様なバランス意識を
育てているのか みたいな感触。
ワンダフル。

2024-06-27

【お知らせデス】
昨年の夏至の日に
展覧会
「きへおみず」
の展示空間にて
音楽家の青木 隼人さんに
ピアノを弾いてもらいました。
「みず」の流れを意識して
つくりあげ 記した空間。
流れついた先は
パプアニューギニア◎
その空間に添えて
もらったピアノ音。
今回展示会場(kousagisga gallery)にて
CDとして
販売をさせていただいております。
ご興味ある方は ぜひ。
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「青木さんとの音の出会いは だいぶ昔からになります。
何度か演奏会にも聴きに行き 音を聴いては
脳内で何かを描いていた覚えがあります。
主となる場所、光兎舎でも季節日に何度か音を奏でる会を
開いたりもしました。
愛猫「みゃーこ」のお葬式の時に
弾いてくださった ギター演奏もありました。
それは演奏というか
在るかどうかわからない感触、
変化に、そっと「おと」を添えてくださった感触の様な
もの でした。
みゃーこの存在の流れを受け入れていく
身体全体に響いた音です。
それは
この上なくやさしい記憶です。/ 加藤 智哉」
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painting : Tomoya Kato
Piano : Hayato Aoki
mastering : Toru Koda (ecto)

2024-06-26

2週間程
集中と緊張を繰り返すと身体にエネルギーが
足りてない感じ。
不健康というわけではないが
バランスに差が生まれやすい様な。

2024-06-24

決めようとすると すり抜ける感触。
集中力とインスピレーション。
空間と長く付き合うくらいの距離感ね。
またモードが変化していく。
リハビリ リハビリ。

2024-06-23

今回の展示は2空間つくっていて
1つの方は今日 整えれたけど 
もひとつの方は
まだまだつくっていたい。
土地とのやりとり、配置の楽しみ。

2024-06-21

完成を目指すというより 試す作業の繰り返し。
「展覧会」というものより
空間へ「くいさがる」のかけひき。
この時間に 祝福を。
と、
今日は夏至でした。
そう気付くと
色々納得面白い。

2024-06-19

搬入の日々。
今日は なかなか身体が重い。
疲労がたまってきているが あそこまでは やっておきたい。
でも やるには 手を動かさないとわからない。
やるのである。
そんなぐらぐらな日にも 

はっとなる事たくさん。
豊かである。

2024-06-16

『海月の国へ』
最近 数年間 お世話になった
携帯電話の機種変更をした。
扱う上での色んな感触が変化している。
慣れないところにモヤモヤしながら
少しずつ慣れていく。
感触は 基本的に目にはみえないから
具現化したモノに触れてみることで 
やっと認識しているのかもしれない。
具現化といえば
去年 夏至の日に
音楽家の青木 隼人さんに
絵を飾った空間の中で ピアノを弾いてもらった。
そして その「音」を CDにする事にした。
「音」という抽象物の具現化、
僕は「モノ化」と読んでいる。
表紙に使う絵や 盤に使う絵の感じなどの出来栄えが
なんともドキドキで
楽しみである。
「モノ化」といえば 昨日
母がモナカを置いていってくれた。
熱いお茶と冷やしたモナカで
この蒸し暑い中 茶をしばく。

Copyright © 2020 Tomoya Kato.