2022-02-03 絵は虚。立体には自然に陰ができるから具実。陰と虚はなんだか近い感じで この陰の色幅が『場所』をもつ自分にとってはとても大切な空地みたいな存在だ。「草むら殿下」は この空き地の主みたいな感じで、いつもクールに冷たい目で見守ってくれている。展覧会は無事終了致しました。お越し下さった皆様、誠にありがとうございました!3月の紙片へ。(3月19日~4月19日)
2022-01-27 展覧会を観て下さる方で、自分の鍛え上げた思考(剣)を 自慢したり振り回したりするのが基準の人がいる。その一方で 作品からの作者のビジョンや技術、集中力等を感じとり伝え様としてくれる人などもいる。それは どちらも感想であって 貴重でもあり あまり重点を置いてもしょうがないモノかもしれない。でもそこから生じる 自身の感情や思考を基に 絵を描いて、いつの間にか 基から切り離されて絵の世界に没入していた様な感覚は なんとも次元が歪んでいて 肉体を持つが故のパワフルな感触なのかな思う。
2022-01-24 ムツゴロウさんの「今飼っているペットに 前に飼っていたペットが宿る」という お話が好き。「消えた」と感じるか 「消えても尚存在している」と認識しているか 矢印が変化する。絵でも 同じ感触がある。うまく描けた絵、なんとか繋いだ絵、魅力を感じない絵、色んな絵がつながって 今の絵がある。もちろん 「つながり」を目的化して 「つながり正義」となってしまうと 元も子もない感じもある。
2022-01-15 今回 会場で 流させて頂いている 青木 隼人さんがつくって下さったmusic album 「草むら殿下」を ギャラリーにて販売させて頂いております◎『彼の絵は言葉にすることが難しい。意識と無意識のあいだに入りこんでくる。その「あいだ」を音楽にしたいと思いました。/青木 隼人』ご興味のある方は ぜひご来場下さいませ◎※展覧会の観覧は 15時以降は予約制となります。 *アルバム制作協力:甲田 徹* *ジャケット撮影: 堀井 ヒロツグ*ーーーーーーーーーーーーーーーーー加藤 智哉 常設展『草むら殿下』(音)青木 隼人[期間]1月12日(水)〜1月30日(日)[時間]12 時〜19時(15時以降は予約制)[定休日]月・火[会場]kousagisha gallery*****************《観覧予約のお願い》ご観覧は15時以降は 予約制とさせていただきます(1枠30分程度)。当日の予約も承ります。[●お名前●ご希望日時●電話番号]を記載の上、kousagisha@gmail.com までご連絡をお願いいたします。※KOUSAGISHA GALLERYからのご予約完了メールをもって受付完了とさせていただきます。※電話での受付はできません。お手数おかけしますがご了承くださいませ。