TOMOYA KATO

2021-03-23


日記帳の出元は 多分 画塾時代に教えてもらった 小さなエスキースに 日常をクロッキーする行為。
そして 幼少期からの落書きだろう。

クロッキーは、「モノをみて描く」という事に対して 距離感を和らげたり 鋭くさせるモノだった。
主に人や動物、日常の風景などなどがモチーフだった。

日記帳が 始まったのは 芸大を出たあたり。
「ものをみて描く事」の対象が この世界に生きている上での自分の感情や思考、思想や哲学、そして 「愛」等について。
描き続けて 1つ思う事。
モチーフに対して 色々意識をめぐらしていると 出来上がるのが「型」のパターンである。
型ができて その型から 出るように 壊そうとしてみたり。 
正直 何が 変化しているか、良くなっているのか 悪くなっているのか わからないのだけど、
「集中」を中心に 世界が動いている感触は ある。
集中してなかったら、感情や理性やらも 半減してしまう様な そんな気さえする。