2025-03-03


今日は雨模様。昨日は霧模様。
昨日は日記帳を紙片に忘れてしまった。
搬出は大詰め。
後は
大きいパネルを箱に入れて
車に乗せていく準備だ。
壁が空っぽになってく
紙片の奥の空間。
今回の展示は 壁と向き合い、
床を感じれた展示でもあった。
普段は本棚で まだら隠れていた壁と床、
また壁と床の接点部分達が
「ややや」と表情をみせてくれる。
月日から生まれたモノ達。
とても綺麗だと思う。
痕跡が滲み出てで
その色彩の幅を
眺めているのが楽しい。
ふと搬入の時に
僕が作業をし終わった跡、
寺岡くんが
床を拭いてくれていた姿を
思い出す。その姿は
彼の空間に対しての接し方や
これから来てくれるであろう
来場の方々への
「目には見えない しるべ」
みたいなモノを感じた
瞬間でもあった。
その感触は つくった
空間に対しての
「返し」をもらった様な
具象感があり、
またこれから色んな場所で空間をつくっていくであろう
創作意識の「組み立て部分」を
思い出させてもらった様な
瞬間でもあった。
「ひ」≒「壁」、「ふ」≒「床」という様な解釈もできる。壁も床も渦にまかれた様な境目のない展示だったのかな。
朝から 錯乱してます。