TOMOYA KATO

2022-09-24

『鳴門ピアノ渦図』
今回の展覧会、
「記号へお山」の搬入直前に描けた絵。
gallery noir / NOKTA の広い空間に 向けて
強い緊張感があったのを覚えている。
ここ数年の作品+新しい 今のビジョンはどんなモノか?
それが これだ!
としっかりしていたらスムーズなのだけど、
しっかりしたビジョンが 
あんまり面白くないとなってしまったりするわけです。
自分のビジョンよりも 絵からのビジョン。
新しく描きあげた絵は それだけで 空間にエッセンスになったりするし、
広い場所でやるからこそ ビジョンのエッセンスの幅は 
いつも以上に意識する。
そして いざ 
空間におさめた時は 
光の幅と絵の幅の繋がりから
配置場所が決まっていった気がする。
あっちの世界も大切だからこそ、こっちの世界も大切なんで。
展示も残りわずか。