TOMOYA KATO

昔 七尾 旅人さんが 「子供の入ってはいけない ライブなんて クズだ」という様な事を言っていた。自分は ギャラリーもしているのでその言葉から「子供の居場所が無いギャラリー(又は 展示)は どうなんだろう?」と いう 考えにもなった。現に 陶器を扱った 展覧会で 集団の子供が 大声を出したり 走りまわったりして 注意した事がある。もし 作品が割れてしまったら 作者も悲しいし 子供も親も僕も その作品を欲しかった人も これから観に来られる人が 皆、悲しくかるからだ。 その場のバランスへの臨機応変は 大切だと思う。今日は 青木 隼人さんと青柳 拓次さんの 演奏会に行った。 青木さんには 最近kousagisha gallery で 演奏してもらったし、青柳さんには ミュンヘンで発売された Hochzeitskapelle × Kama Aina(Takuji Aoyagi) ニューアルバム「Way faring Suite」のジャケットを 担当させてもらったし、ソロでどんな演奏をするのか とても 楽しみだった。会場は 静原のmilletさん。子供達が 沢山いて おもちゃで遊んだり 本を読んでいたりしていた。そんな 沢山の子供達の中での ギター演奏。音を繊細に静かに 聴きたい人にとっては なかなかハードルが 高いだろう。 僕も最初は 青木さんのギターの音が 子供の出す音(みんな良い子にしてた。親御さんも とても上手に あやして下さってた。でも しょうがなく出る音)で 聴き取りずらくなってた。でも 幼稚園で 子供に絵を教えていた時に何度もみた、子供の放つ ズバ抜けたセンスやバランス能力の高さは 味わっていたし、なんとかできないかな?と目をつぶって 会場空間に流れる音を ギターの音ではなく 子供の放つ音を基準に集中してみた。するとどうだろう。 子供の声やおもちゃの音は まるで 森の中で 動物達や植物が 鳴らす音みたいになり、その森で 青木さんや青柳さんが 演奏をしている感触に変わっていた。陽気な深森。子供達も 2人の演奏に無意識反応して 音を出している様で、僕は 幸福感につつまれ楽園に来たかの様な 錯覚に陥ってしまった。あまりの衝撃。きっと milletさんという場所と その場に集まった方々、子供達、お子さんのあやし方の巧みな親御さん、素晴らしいスキルと経験とセンスをもつ 奏者のお二人のチカラなんだろうと、その場に居た皆様に 感謝をした。そして 驚く事に 帰り道に一緒になった 演奏を聴きに来ていた 中国人の方も 同じ事を感じとっといて とてもビックリしたのだ。最近 色々とスゴイな。

2018-12-19

昔 七尾 旅人さんが 「子供の入ってはいけない ライブなんて クズだ」という様な事を言っていた。自分は ギャラリーもしているのでその言葉から「子供の居場所が無いギャラリー(又は 展示)は どうなんだろう?」と いう 考えにもなった。現に 陶器を扱った 展覧会で 集団の子供が 大声を出したり 走りまわったりして 注意した事がある。もし 作品が割れてしまったら  作者も悲しいし 子供も親も僕も その作品を欲しかった人も これから観に来られる人が 皆、悲しくかるからだ。 その場のバランスへの臨機応変は 大切だと思う。今日は 青木 隼人さんと青柳 拓次さんの 演奏会に行った。 青木さんには 最近kousagisha gallery で 演奏してもらったし、青柳さんには ミュンヘンで発売された Hochzeitskapelle ×  Kama Aina(Takuji Aoyagi) ニューアルバム「Way faring Suite」のジャケットを 担当させてもらったし、ソロでどんな演奏をするのか とても 楽しみだった。会場は 静原のmilletさん。子供達が 沢山いて おもちゃで遊んだり 本を読んでいたりしていた。そんな 沢山の子供達の中での ギター演奏。音を繊細に静かに 聴きたい人にとっては なかなかハードルが 高いだろう。 僕も最初は 青木さんのギターの音が 子供の出す音(みんな良い子にしてた。親御さんも とても上手に あやして下さってた。でも しょうがなく出る音)で 聴き取りずらくなってた。でも 幼稚園で 子供に絵を教えていた時に何度もみた、子供の放つ ズバ抜けたセンスやバランス能力の高さは 味わっていたし、なんとかできないかな?と目をつぶって 会場空間に流れる音を ギターの音ではなく 子供の放つ音を基準に集中してみた。するとどうだろう。 子供の声やおもちゃの音は まるで 森の中で 動物達や植物が 鳴らす音みたいになり、その森で 青木さんや青柳さんが 演奏をしている感触に変わっていた。陽気な深森。子供達も 2人の演奏に無意識反応して 音を出している様で、僕は 幸福感につつまれ楽園に来たかの様な 錯覚に陥ってしまった。あまりの衝撃。きっと milletさんという場所と その場に集まった方々、子供達、お子さんのあやし方の巧みな親御さん、素晴らしいスキルと経験とセンスをもつ 奏者のお二人のチカラなんだろうと、その場に居た皆様に 感謝をした。そして 驚く事に 帰り道に一緒になった 演奏を聴きに来ていた 中国人の方も 同じ事を感じとっといて とてもビックリしたのだ。最近 色々とスゴイな。
昔 七尾 旅人さんが

「子供の入ってはいけない ライブなんて クズだ」という様な事を言っていた。

自分は ギャラリーもしているのでその言葉から

「子供の居場所が無いギャラリー(又は 展示)は どうなんだろう?」と いう 考えにもなった。現に 陶器を扱った 展覧会で 集団の子供が 大声を出したり 走りまわったりして 注意した事がある。

もし 作品が割れてしまったら 作者も悲しいし 子供も親も僕も その作品を欲しかった人も これから観に来られる人が 皆、悲しくかるからだ。

その場のバランスへの臨機応変は 大切だと思う。

今日は 青木 隼人さんと青柳 拓次さんの 演奏会に行った。

青木さんには 最近kousagisha gallery で 演奏してもらったし、青柳さんには ミュンヘンで発売された Hochzeitskapelle × Kama Aina(Takuji Aoyagi)

ニューアルバム

「Way faring Suite」

のジャケットを 担当させてもらったし、ソロでどんな演奏をするのか とても 楽しみだった。

会場は 静原のmilletさん。

子供達が 沢山いて おもちゃで遊んだり 本を読んでいたりしていた。

そんな 沢山の子供達の中での ギター演奏。

音を繊細に静かに 聴きたい人にとっては なかなかハードルが 高いだろう。

僕も最初は 青木さんのギターの音が 子供の出す音(みんな良い子にしてた。

親御さんも とても上手に あやして下さってた。でも しょうがなく出る音)

で 聴き取りずらくなってた。

でも 幼稚園で 子供に絵を教えていた時に何度もみた、子供の放つ ズバ抜けたセンスやバランス能力の高さは 味わっていたし、なんとかできないかな?

と目をつぶって 会場空間に流れる音を ギターの音ではなく 子供の放つ音を基準に集中してみた。

するとどうだろう。

子供の声やおもちゃの音は まるで 森の中で 動物達や植物が 鳴らす音みたいになり、その森で 青木さんや青柳さんが 演奏をしている感触に変わっていた。

こども森。

子供達も 2人の演奏に無意識反応して 音を出している様で、僕は 幸福感につつまれ楽園に来たかの様な 錯覚に陥ってしまった。

あまりの衝撃。

きっと milletさんという場所と その場に集まった方々、子供達、お子さんのあやし方の巧みな親御さん、素晴らしいスキルと経験とセンスをもつ 奏者のお二人のチカラなんだろうと、その場に居た皆様に 感謝をした。そして 驚く事に 帰り道に一緒になった 演奏を聴きに来ていた 中国人の方も 同じ事を感じとっといて とてもビックリしたのだ。

最近 色々とスゴイな。